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ディヴェルティメント第7番 (モーツァルト) : ウィキペディア日本語版 | ディヴェルティメント第7番 (モーツァルト)[でぃう゛ぇるてぃめんとだい7ばん]
ディヴェルティメント第7番 ニ長調 K.205(167A) は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した管弦楽のためのディヴェルティメントである。 ==概要== 本作の自筆譜〔自筆譜と筆写譜はともにベルリン国立図書館に保管されている。〕には作曲の日付が書き込まれていないため、正確な成立の年代は不明であるが、1772年ないし1773年の夏頃にザルツブルクで作曲されたと考えられている。また作曲の動機についても不明だが、作品の注文主であるアントレッター家のマリア・アンナ・エリーザベト・フォン・アントレッター夫人の霊名祝日(1773年7月26日)のために作曲されたと考えられているが〔『モーツァルト 名曲大全』p.30〕、これ以外にも同年の8月18日にウィーンの医師フランツ・アントン・メスメルの邸宅で行われる演奏会のために作られたものとする説〔『ディヴェルティメント全集』解説書 p.25〕などが挙げられているが、どちらも詳細は不明である。しかし献呈がアントレッター夫人になされていることから、新全集(およびケッヘル第6版)では前者の説(並びに1773年作曲)を有力なものとして採用している。 なお、当時のセレナーデやディヴェルティメントには行進曲を付けることが慣例であったため、モーツァルトはこれに従ってニ長調の行進曲(K.290/167AB)を作曲している。
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